城間薬房ブログ 薬屋さんになにがある?

沖縄県浦添市にあるお薬屋のお話です。実際に店頭に置いております商品の紹介です。普通の有名なクスリはあまり置いていません。できるだけ漢方薬とか自然薬、健康食品(サプリメント類なども)で健康回復できたらと考えています。“相談薬店”を頑固に営む薬屋の薬剤師でございます。※ただいま城間薬房では保険調剤業務をしておりません。よって処方箋の受付などもしておりません。尚、本文にプロモーション等を含みます。ご了承ください。 城間薬房(ぐすくまやくぼう)TEL098-877-5894

一等級三七人参について

三七人参

一等級三七人参について

三七は三七人参、田七、田三七、田七人参、金不換など、いろいろな呼称を持つウコギ科人参属の多年生草本です。中国の古書には「一本の茎から三本の枝が伸び、その先に七枚の葉がつくところから三七と呼ぶ」とあります。「補血第一」と称される中国最高の人参です。

一等級三七人参について

三七は雲南省の少数民族「苗族」の伝承植物でお金に換えがたい価値を持つことから「金不換」と呼ばれます。宮廷への献上品、軍の特需品としても珍宝されました。三七は土質に優れた文山州で85%以上が生産され「文山三七」は格上の品として評されます。

三七の等級は「何個で500グラムになるか」という「大きさ」を「頭」という単位で表して決められます。10~19個で500グラムの三七が「20頭」「一等級品」に相当します。一等級三七では抑制・鎮静型のサポニン(Rb1)などが優位になります。

三七の特有成分としては30余種のサポニン、デンシチンなどがあり、その他フラボノイド、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、多糖類など健康に役立つ多くの成分が含まれています。
 

生薬としての三七人参

三七人参(田七人参)とは、

味…甘微苦

性…温無毒


止血,散血・定痛・消腫

三七人参は、主に食物繊維、15種類のサポニン、ビタミンA・B、フラボノイド、アミノ酸、鉄分、カルシウムがバランスよく含まれています。
特にサポニンの含有量が多く、高麗人参の数十倍の量が含まれています。
田七はウコギ科人参属の多年生草本で、種をまいてから3年ないし7年でやっと収穫できるため三七とよばれたり、その葉が人参のものとよく似ているために中国山人参ともよばれています。
人参属の中でもとびきりの貴重品として扱われてきました。
またその貴重さゆえに古から中国で幻の生薬、「金不換(お金に変えられない貴重な)」と呼ばれていた貴重な薬草です。
栽培にも様々な条件が課せられている田七は適した土地が少なく、中国南部の雲南省や広西省が主な産地になっています。

その三七人参の「散血」と記される効能は、鬱血や内出血、青あざ、あるいは瘀血を改善する作用は特筆すべきものです。

痛みを止める(もしくは止めてるだけ)鎮痛剤と違い、「不通則痛」と言われるように古書に「定痛」と記されている効能があり、血液の流れの悪いところには痛みの症状が発生しやすくなります。三七人参は背中や肩の痛み。足腰やひざの痛み。または神経痛やリウマチの痛み。頭痛や足の吊り(こむらがえり)などにも。また三七人参は鎮痛剤のような作用ではなく、血液の流れをよくすることによってこうした痛みを軽減します。
東洋医学やその他の文献などで背中の筋肉の張りや痛みは、肝臓の機能低下と関連していると言われています。

ですから

こんな方におすすめしています。

・何かがつまったような違和感がある。
・筋肉が固まっているような痛さがある。
・脳梗塞を心配されている方など。
・マッサージをしてもコリが改善されない方
・ストレスや疲れからくるコリ
・冬の冷えからくるコリ

などにおすすめしたい生薬です。

※虚弱体質の方は実感しにくい場合がございます。

※医薬品ではございません。効能効果を謳ったものではございません。個人的見解・感想を含みます。ご了承ください。

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(城間薬房 店主)

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